多数の大型商業施設、オフィスビルやホテル、学校、病院・介護施設などの“きれい”をキープし、クリーンな環境づくりに取り組んでいます。業務の対象となるビル・建物の用途によっても、管理の内容・方法は異なり、また近年では、床材や壁材に多様な素材が使用されているため、絶えずこれらの特性に適合したメンテナンスが求められます。ビルの建材・床材を考慮した作業方法や管理計画を立案し、スペシャリストが最新鋭のマシンを駆使し、スピーディに清掃業務を行います。
また、品質の定量化にも力をいれており、有機物の総量を数値で表すATP検査や菌検査の実施や、CO₂濃度、害虫経路などを見える化することで、納得感のある施設管理をご提案します。
さらに、現場レベルの日々の自主点検とは別に、全国ビルメンテナンス協会登録の品質管理インスペクターによる厳しいチェックとお客様アンケートを実施し、常に清潔で美しいスペース創造に努めています。

清潔区域については、CDC（米国疾病予防管理センター）ガイドラインの考え方に準拠した「院内感染予防対策」を柱に、｢常に衛生的かつ良好な医療環境を維持する｣ことに努めています。
ゾーニング法に習って、清潔区域を高度清潔エリアから汚染エリアに分類し、使用する資機材を各エリアごとに色分けし、交差汚染を防止しています。清掃に従事する人の管理についても、清潔な場所からより低い清潔な場所へ、汚染区域へと業務を進めることや体の具合の悪いものは休ませたり、清潔区域の従事者を固定するなどの管理を行います。
また、手洗い・うがいを頻繁におこなうことを義務づけるのはもちろんのこと、ユニフォーム、靴、手袋などの管理もこれに含まれます。清掃に使用する資材のうちで、モップとタオルは汚染の運び役となる点で、もっとも重要な消毒の対象となるため、院内感染防止の立場からはモップ・タオルは集中管理を行います。

半導体集積回路や精密部品の製造工場、研究室などにおけるクリーンルーム清掃は、空気中のホコリの量をミクロン単位で計測する「究極の清掃」といわれ、当社の技術力の証とも言えます。
独自の研究による約20年の実績は、お客様から高い評価を得ています。通常クラス10000～100^※の基準値における清掃を行なっています。

※米国連邦規格FED-STD-209D
クラス10000～100：

0.5µm以上の粒子を基準とし、立法フィート中の粒子数を表示します。一番良く使われている基準です。クラス100、クラス10000などの単位で表します。この他にJIS基準、ISO基準などがあります。

見た目のきれいさに留まらず、衛生的な環境づくりを実現するための設備・資材を多数取り揃えています。
施設特性・ご要望に応じて、最適なご提案をいたします。

主なご提供設備・資材

空気循環式空気清浄機

紫外線ランプで室内の空気中の菌・ウイルスを抑制し、きれいな空気を送り出す除菌装置です。フィルター不使用のため、日常のメンテナンスはフリー。年1回のランプ交換のみで効果を維持できます。

空調機用高出力殺菌灯

高出力の紫外線ランプで空調機・外調機内の菌・ウイルスを抑制し、きれいな空気を送り出す装置です。カビや菌類の増殖を防ぐことで、プレフィルタの寿命延伸や清掃回数の削減にもなり、省エネ、経費節減にもつながります。

有人環境対応紫外線殺菌装置

人体への影響が少ない222nm波長の紫外線を使用し、ATM、エレベーターホール、窓口カウンターなどの空間・物理表面の除菌が行えます。

小売業や飲食業の厨房など食品関連施設における衛生管理業務です。 安全性の確保や事故の回避を図るため、床洗浄及び厨房衛生管理・細菌検査等、「食品衛生法」を遵守した最新のサニテーション技術を提供します。